アブラモビッチの離婚慰謝料にみるチェルシー

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2007-03-21

アブラモビッチ氏(40)が、前妻のイリーナさん(39)との離婚に際し、約60億ポンド(約1兆3500億円)の財産分与に同意していたと報じた。同紙によると世界最高額の“慰謝料”という。
 アブラモビッチ氏の資産は約110億ポンドとされているが、報道が事実とすれば今回の離婚で半分以上を失うことになった。 同紙によると、5人の子供の養育権を得たイリーナさんは、アブラモビッチ氏の英国やロシアにある複数の豪邸を譲り受けるほか、自家用ジェット機や豪華ヨットも引き続き利用できる。
 離婚は、アブラモビッチ氏の代理人が13日に声明で明らかにしたが、条件などは伝えられていなかった。(スポーツ報知

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 もう桁が大きすぎてまったく想像もできませんし、なんというか、よくわかりません。

 しかし、驚くべき報道されている事実は、アブラモビッチの資産が半分以下になったということ。ウィキペディアとはまったく数字・単位が違い、どちらが本当なのかはわかりませんが、前者を真実だと仮定すると、チェルシーの育成選手路線への転向の理由がはっきりと裏づけされますよね。今までのように、その圧倒的な資金力をもとにした補強がやりにくくなるため、経営の安定化、健全化を目指したということでしょうか。モウリーニョに例年以上のプレッシャーを与えているのも、アブラモビッチの焦りからくるものかもしれませんね。

 前からエントリーで私は言っていますが、私はチェルシーの若手育成路線に賛成ですし、それはフットボール界にも、イングランドのフットボール界にもチェルシーにとってもよいことだと思います。UEFAの新規定などもあり、各クラブが青田刈りに精をだしていますが、ちょっと複雑すぎる気もします。制約を増やすことはたしかに試合を面白くすることもあるでしょうが、逆にややこしくなってつまらないものになってしまう可能性も十分にあるわけで、単純にレベルの高いチーム、レベルの高い試合が減ってしまうことになるかもしれません。ここでエシアンを投入したいが、彼がクラブ育成選手ではないので試合に出場させることができず、マンシエンを使う、ということになるかもしれません。まあ、下部組織出身の選手は保護されるわけです。ここでちょっと考えてほしいことがあるのですが、保護、というのは必要だけれども過保護になってはいけないのです。

 保護貿易と自由貿易。どちらが両国で高い生産性をもたらすことができるでしょうか。自由貿易です。もちろん、フットボールと貿易がすべて同じになるのかと問われればそうだとはいえませんが、貿易でもフットボールにおいても、自由にしたほうが生産性、つまりゲームというショービジネス(パフォーマンス)は向上するわけです。

 アブラモビッチの話から、自由と保護、貿易とフットボールにまで話が及んでしまいました。今回はこのくらいで終わりにしたいと思います。

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Comment

ランプス : 2007-03-21(Wed) 23:24 URL edit
今晩は!
それにしてもアブラモヴィッチの慰謝料の数字って、ホンマ実感が湧かないですよねえ。その100分の1の資産すら持ってないわけで・・・
実際、この冬の移籍市場にチェルシーの名前が無かったのは、そのあたりの事情によるものなのでしょうかね。
まあでも、そのことで、結果的にチェルシーの育成組織の拡充に繋がるとすれば、それは喜ばしい事やと思いますし、そうなっていかなければならないのでは、とも思います。
ただ、下部組織出身だからと言う理由だけで、過保護的になるのは、やっぱりまずいでしょうね。早くグラントやマンシエン辺りがトップチームで結果を出すようにならないとダメでしょうね。
パベル : 2007-03-21(Wed) 23:55 URL edit
ランプスさん、コメントありがとうございます!
今シーズンはセンターバックに悩まされたせいか、マンシエンにはほんと期待しちゃいますね。実際にどんな選手なのか、はやく見てみたいですね
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