五輪なんて

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2008-07-29

「われわれには、十分に準備する期間がなかった。簡単に五輪でメダルを取ることはできないだろう。W杯では4年の準備期間があるが、五輪に関して言えば15日間しかない。選手がそれぞれのクラブで休暇を取っているときくらいだ」(スポーツナビ



ドゥンガが発言していることは事実なのでしょうか。15日しかチームをつくる期間がない、と言っています。だから、4年間かけてつくるW杯よりも難しいと。

それが事実なのかわかりませんし、どのようなニュアンスでいったのかもわかりませんが、ブラジルはワールドユース後はユース代表は解体になるんでしょうか。そこから監督(日本でいうなら反町監督)を決め、五輪代表をたちあげ、4年間チームをつくっていくのは日本だけなんでしょうか。でも、五輪日本代表が試合をするときはU22とかのU23とか、五輪代表の世代代表を呼んできますよね。ブラジルは?

ブラジルは若い歳から欧州で戦う選手が多いから事前の親善試合では国内組で戦う。でも五輪本番は欧州組もたくさん呼ぶ。だから、まったく別のチームになる、そのチームをつくる期間が15日しかない、という意味だったのでしょうか。

欧州の国は、そういう意味ではチーム熟成はやりやすいですね。でも、オリンピックなんて何の意味があるの?というスタイルなので、クラブ優先。つまり、実力あるスター選手はクラブに専念して五輪代表に入れない可能性がある。

じっくりチームをつくれない、ブラジルやアルゼンチン。じっくりチームをつくる時間はあるが実力ある選手を呼べない欧州。そして、そのどちらも行える、恵まれた五輪環境をもつ日本。

オーバーエイジとかいままでの功労者を外して新しい選手をいれるとかで五輪代表や五輪フットボール競技にいろいろと議論がありますが、結局はお祭りじゃないですかね。そもそも、五輪にフットボールがあり、プロなのに五輪出場が認められてたりとか、政治的で矛盾だらけですから、もう。五輪フットボール競技には理念も意味ももはやなにもなく、ただの興業的な存在でしかない。なら、南米のようにスター選手を呼んで注目集めて楽しんでもいいし、勝負にこだわってマイナークラスで熟成して戦ってもいい。五輪自体はただのお祭りで、監督や選手はせっかくの大会だから勝利目指してがんばる。お祭りだから、クラブが支障ない範囲で選手を代表に貸し出す。それでいいんじゃないでしょうか。

マラドーナやペレとか、中田英とかキングカズとか呼べばはっきりと五輪が興業だけの存在で、理念がないただのお祭り試合だというのがはっきりすると思うんですけどね。

まあ、そもそもこういう議論が巻きおこったり、クラブと選手が困惑するのかというと、やはりちゃんとした理念がなく、興業目的で全て競技面にかんしてあいまいな五輪フットボール競技にあると思います。

なんでプロ出場がOKなのか、しかも23歳という年齢制限がある。その年齢制限をつくったくせにオーバーエイジなんてへんてこな制度をつくる。政治的・興業的な理由ばかりで、理念はまったく見えてこない。そんなオリンピックに一言言って歪みを直す、もしくは戦争ふっかけてクラブや選手、なによりフットボール理念を守るための組織、それがFIFAであるべきじゃないですか?

あ、そういえば、FIFAも、いまや理念を忘れて金を集めむさぼる組織になってたんでしたね。だからIOC側につくんですね。

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